この人は、どんな人か
見られる場所で力を出せるのは、才能です。ただ、評価が来ない日の落ち込みも、その分だけ深い。誰にも見られない努力を「損」と感じてしまうとき、あなたの頑張りの持ち主は、あなたではなく観客になっています。実力そのものは本物です——観客がいなくても。
こんなことは、ありませんか
- 発表や報告のあと、周りの反応がしばらく頭から離れない
- 肩書きの書き方に、時間をかける
- 褒められた言葉を覚えている(悪口は、もっと覚えている)
- 誰にも知られない努力は、少し損な気がする
良いところ
あなたの強みは、人が見ている場面で、練習以上の力を出せることです。発表や本番で結果を出すために重ねてきた準備は、評価が来ない日にも消えずに残っています。獅子舞が映えるのは、誰も見ていない稽古があるからです。
次の一歩
「誰も見ていなくても、これはやる」と言えることを、今日ひとつだけ書き出してみてください。そうすることで、拍手が来ない日にも減らない自分の値打ちが、はっきり言葉になります。まずは一度、試してみてください。
いる階のこと
この階のテーマは「承認」。心理学では、認められたい気持ちは二層に分けて考えられてきました——他人から認められたい欲求と、自分で自分を認める自己尊重です。この階は前者が主役です。原動力は本物で、実際にここまで登ってきた実力もあります。ただし採点者が他人である限り、どれだけ積み上げても満点の日は来ません。比較の相手は、いくらでも上にいるからです。この階の問いはひとつ——その物差しは、誰のものですか。
上の階には:この上には「自己実現の階」——採点者が自分に代わり、他人の目から自由になる世界があります。
「舞のない日も、あなたは獅子」——獅子舞の獅子